元銀行員のソーシャルレンディング投資実践録

元銀行員の立場からソーシャルレンディング投資を主力として投資信託、仮想通貨を含めたポートフォリオ構築を目指します。

たまにはソーシャルレンディングから話題を変えましょう。

東証1部に上場したソフトバンクの初値が公開価格を下回りました

後からならなんとでも言えますので、何の責任も無い立場から、なんとでも言ってみようと思います。


株式投資について、あまり得意ではない私ですが、

これに関しては「見えている地雷」でした。

公募価格を下回る可能性は高いだろうなと思っていました


移動体通信業界は斜陽とまでは言いませんが、既に成熟産業です。

10年前、孫さんがパラダイムシフト云々と言っていた頃ならまだしも、成長期待が終わった上、さらに多額の有利子負債を抱えた現状です。

そんな中で、証券会社を巻き込んでの積極的な広告宣伝を打ちながらのIPO。

「抽選申込日まであと何日です」

とか

「ソフトバンクIPOにかかわるアンケート」

とか

こういうのやっていると知った時点で、

手を出してはいけないものだ」と直感的に感じました。

さらに、需要と供給のバランスを考えても、私のような一般投資家にも当選しそうな勢いの案件が、良いお値段をつけるワケがありません

回避して正解でした。

皆が手に届くところに金脈は無いということです。



というようなことを考えていると、投資できそうな案件ってなかなか無いんですよね。

たまにこれは良いなと思える案件があっても、私なんかが買えるような手の届くところには来ないわけです。

というわけで、地道にソーシャルレンディング投資をしていきます


別の投資手法としては、仮想通貨がありますが最近は長いことノーポジションを貫いています。

やはりボラリティが無くなって魅力が減少しました。

チャートを眺めていること自体は面白いのですが、手数料を考えると低いボラリティではポジションを持つ気がおきません。

ビットコインは、一度36万円台をつけたあと、2日もしないうちに43万円台付近まで上昇していますので、底で買えていればなかなかの儲けどころではありました。

溜まったショートを焼き切るために昇り龍へと変化することは大方予想できますが、ずっと下がり基調で来たので、底を精度よく読みきった人は少なかったのではないでしょうか。

今は43万円ですが、私の目線としてはやはり50万円付近なのです。

大勢の人が50万円台近くには戻りようがないと考え、ショートポジションを持ち始める時にこそ、大口たるクジラは予想を裏切ろうとしてくるのです。

しかし、漸減チャートを築いているビットコインにおいて、50万円台にまでもっていくだけの買付余力がクジラにあるかと言われると現実的でないような気もしてきます。

ということで、いつにもまして読みづらいチャートということもあり、正直わからない。

今はノーポジ大正義ということで、自らを納得させることにしています。
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12月17日現在で、新しい記事が出たようです。

ソーシャルレンディング、分配金の遅れ急増 金融庁警戒」by 朝日新聞デジタル版

取材されているのは金融に強い記者で、スルガ銀行不正融資問題等も取り上げている方のようです。

中身をみると新情報は無いようで一安心ですが、いつまでもこの状態を放置しておくことにより、業者固有の問題ではなく、業界全体の問題であると世間一般の目にはうつるでしょう。

また、12月17日のワールドビジネスサテライトで「詐欺事件泣き寝入り被害者救え」ということで、みんなのクレジット事件についても取り上げられます。


さて「貸倒れ」に関して、ソーシャルレンディング業者が損失補填を行わないのは、承知の上での投資かと思います。

しかし「資金の区分管理・使途違反(資金を区別せずに管理、目的外流用)」や「担保の過大評価(回収可能額から明らかにかい離する担保評価の提示)」又は「募集時の説明不足(関連会社を複数介して融資するなどのスキーム自体の隠匿)」に対しても、業者が責任を負わないで済むのだとすれば、それは投資家にとって納得できるものではなく、ソーシャルレンディングの構造的欠陥と言えましょう。

これとは別に、匿名組合出資者の大半の同意を得ずに、募集額からすると雀の涙にしかならない金額でサービサーに債権を売ることも禁止するようなルール作りが必要なのではないかと思います。

ソーシャルレンディング業者が、自社の資産をつかって貸付をしているわけではない以上、遅延がおこった際に、回収に経費をかけるメリットは殆どありません。

それでも、事業継続の意志があるならば、回収額を最大化して、投資家の信頼を得る必要があるのでしょうけれども、そもそも事業継続の意志が無い会社ならば、貸倒債権を放置したり格安でサービサーに売って会社をたたんだ方が、マシという行動原理なわけです。

グリーンインフラレンディングも、ガイアファンディングも投資当初は「どうしてこんなに高い利回りで投資家への還元ができるのだろう」という疑問もありましたが、それでも「業界最大手のmaneoマーケットが募集しているから大丈夫だろう」という安易な安心感にのせられて投資してしまったように思います。

結局は「信頼できる業者のみに投資を行い、少しでも不安が残る業者に対しては、利回りが高くても一切投資しない」という基本的なルールを徹底することが必要なのでしょう。
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《 良かったこと 》

・トラストレンディングから利息の振込があったこと
⇒ このまま完済まで頑張って欲しいです。完済が確認できれば再投資も検討します。


・グリーンインフラレンディングの件で、親会社の株式会社JCサービスから募集金額の50%は返済目途が立ったとの進捗報告があり、12月中旬の投資家への分配を行うという話があったこと
⇒ 12月中旬の分配を待っています。これ以上、投資家の心証を害することの無いようにお願いしたいと思います。


CREALをはじめとした不動産特定事業法に基づくクラウドファンディング業者の参入が増えており「ファンド内容の見える化」が進んできていること
⇒ 不動産特定事業法であっても投資に変わりはありませんので、相応のリスクは覚悟するべきです。しかしながら、少なくとも「資金中継先の業者が返してくれないので全件遅延です~。とか ファンド別に募集していたけれど資金ごちゃ混ぜに使っていてどれがどれだかわからなくて全件返せません~。」といった訳の分からないことが起こる可能性は低くなることでしょう。



《 良くなかったこと 》

・ガイアファンディングが全件遅延となって以降、実質的に何の報告もないこと
⇒ 12月11日現在、maneoマーケット社から進捗報告という名前の迷惑メールが来ましたが、迷惑メールなだけあって読む価値ゼロでございました。回収の見通しまで出せと言っているわけではりません。投資家を不安にさせたまま「何が起こっているか」すらも長い間報告できないとは、募集者としていかがなものでしょうか。


・証券取引等監視委員会の監査が厳しくなっている気がすること
⇒ 監査を厳しくするのは良いのですが、投資家への返済という最優先事項を考慮せずに、処分勧告を出しているように思えてなりません。処分を出した後のフォローは、当局の仕事ではないということはわかっていますし、基本的にはソーシャルレンディング事業者の責任です。
 しかしながら、処分勧告により、将来の投資家が保護される一方で、ファンド停止等の影響をうけ、現在の投資家が大きな損失を被っているという事実を当局には認識して頂きたいと思います。出口戦略も踏まえた処分勧告・事後管理を行って頂きたいというのが本音です。投資家保護を最優先として今後も業務に取り組んで頂きたいと思います。



《 今後について 》

・投資総額は減らして、ソーシャルレンディング投資は継続します。
⇒ 今まで出資金が毀損するとすれば、それはファンド毎の案件リスクであり、貸倒れの可能性と担保保全の状況を見誤らなければ大きく損をすることは無いと考えていました。
 しかし、結果をみればそれは大きな間違いでした。ソーシャルレンディング事業者自体の「不正リスク」の方が遥かに高いということがわかりました。
 出資金が毀損する時は「業者ごと一気に飛ぶ(全損)」が基本であるという認識のもと、投資総額は絞り、業者も絞っていこうと思います。

 今の最優先投資先は、SBIソーシャルレンディングであり、今後も出資残高を維持すべく積極的に投資をしていこうと思います。ただし、デフォルト案件の回収状況を見るに低LTV案件であっても担保物件の構成により処分・換価性に差がありそうなので、回収見込額の平準化のため投資案件も細かく分散していく必要があるでしょう。

 その他業者は、安定感のあるクラウドバンクへの出資額を増やしていく方針です。オーナーズブックへの投資も増やしていきたいのですが、なかなかクリック合戦に勝てません。
 
 maneoファミリーについては、全資金引き上げ中です。なぜなら、もし仮に他のmaneoファミリーで遅延が起きた際に、maneoマーケット社からは「原因調査中です。ご迷惑をおかけして申し訳ありません」というメールしかこないことが、今までの事例から明らかであるためです。
 maneoマーケットがマージンとして中抜きしている分の貸倒れリスクを投資家は背負っています。それにも関わらず、遅延等が起こった際にmaneoマーケット社が原因究明・回収促進に積極的に関与しないのであれば「中抜き分の金利に伴う貸倒れリスクを投資家が負う意味は全くない」と考えるからです

 いくつかの「不正」をする業者があらわれなければ、ソーシャルレンディング業界は加速度的に発展していったと思われるだけに残念です。ただ、まだあきらめてはいけません。
 信頼を失いかけている業界にはありますが、残りの優良ソーシャルレンディング業者が必ず「信頼できる投資手法(=業界全体の期待値がプラス)」としての地位を確立してくれることでしょう。
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