元銀行員のソーシャルレンディング投資実践録

元銀行員の立場からソーシャルレンディング投資を主力として投資信託、仮想通貨を含めたポートフォリオ構築を目指します。

SBIソーシャルレンディングから、SBISL不動産バイヤーズローンファンドの延滞債権回収についての進捗報告がありました。

詳細はこちらのページをご覧ください。

まずは、評価すべき点。

延滞債権の回収までの期間がとても短いことです。

サービサーへの譲渡をすることを考慮しても、2018年7月の延滞発生から僅か3ヵ月で債権譲渡を決定した意志決定と行動の早さは評価できるでしょう。

一方で、サービサーへの債権譲渡ということでやはり損失が出てしまいました。

>>今般、サービサーから残りの債権について冒頭の価格提示を受け、現状において担保不動産の任意売却で当該金額を超える債権回収を実現するのは難しいこと、競売開始の時期や競売落札価格が不透明であることなどを熟慮し、サービサーに債権譲渡することが、早期かつ確実な資金化・債権回収を図るうえで、最も合理的であると判断いたしました。

とのことです。

早期回収を図り、サービサーへの譲渡を進めていることからある程度の損失はやむを得ない面があります。

しかし、一つだけ気になってしまうことがあります。

SBISL不動産バイヤーズローンファンドのLTVは、基本的に70%~80%であったはずです。

ということは、時間をかければ、債権の満額に近い金額での回収は可能という見方をすることもできましょう。

ですから、今回の件で一部損失が確定してしまったということは、SBIソーシャルレンディングとして回収金額よりも回収期間を優先した結果ということでしょうか
実は、私はそうは思っていません。

SBI不動産バイヤーズローンファンドが提示しているLTV70%~80%は、複数借手における複数の担保不動産の合計値でのLTVです。

担保不動産の中には、換価性の低い不動産(=価値が低い不動産)も含まれていることでしょう。

あえては言いませんが

私は、進捗報告にある「担保不動産の任意売却で当該金額を超える債権回収を実現するのは難しいこと」という文言が全てをあらわしているような気がします。

結論が出つつあることは良かったと思います。

いまだに何ら進展のみられない業者が多い中で、このスピード感で回収を行っているところは素直に評価して良いと思います。

しかし、今回の進捗報告が「LTVとは何ぞ」という一つの重大な疑問を投げかけているのは事実でありましょう。

さて、ことの経緯と回収金額を踏まえれば、SBIソーシャルレンディングが債権回収の最大化を図っていることは疑いようがありません。

案件毎に大きな差があるのは事実はあるものの、サービサーへの債権譲渡は一般に10%~30%なんて言われることもあるのですから。

今回の結果に納得する人、そうでない人もいるかもしれませんが、分散投資を心掛けている投資家におかれましては、少なくとも今年度中の損失として収益と通算できそうなのはプラス要素かと思われます。



LTVを一つの判断材料としている投資家が多い中にあって、70%~80%のLTVを提示するならば、期待値として「元金全額の回収」があるものと思われます。

そういった感覚からすれば、完璧を求めたくなる気持ちもありますが、今回のSBIソーシャルレンディングの回収額をみれば、及第点ではないでしょうか。

今回の延滞債権の回収状況を踏まえ、SBIソーシャルレンディングには今後も継続投資していく方針です。

ただし、案件の分散は徹底していったほうが良さそうです。

小さな金額の投資をこまめにしていこうと思います。
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