元銀行員のソーシャルレンディング投資実践録

元銀行員の立場からソーシャルレンディング投資を主力として投資信託、仮想通貨を含めたポートフォリオ構築を目指します。

12月17日現在で、新しい記事が出たようです。

ソーシャルレンディング、分配金の遅れ急増 金融庁警戒」by 朝日新聞デジタル版

取材されているのは金融に強い記者で、スルガ銀行不正融資問題等も取り上げている方のようです。

中身をみると新情報は無いようで一安心ですが、いつまでもこの状態を放置しておくことにより、業者固有の問題ではなく、業界全体の問題であると世間一般の目にはうつるでしょう。

また、12月17日のワールドビジネスサテライトで「詐欺事件泣き寝入り被害者救え」ということで、みんなのクレジット事件についても取り上げられます。


さて「貸倒れ」に関して、ソーシャルレンディング業者が損失補填を行わないのは、承知の上での投資かと思います。

しかし「資金の区分管理・使途違反(資金を区別せずに管理、目的外流用)」や「担保の過大評価(回収可能額から明らかにかい離する担保評価の提示)」又は「募集時の説明不足(関連会社を複数介して融資するなどのスキーム自体の隠匿)」に対しても、業者が責任を負わないで済むのだとすれば、それは投資家にとって納得できるものではなく、ソーシャルレンディングの構造的欠陥と言えましょう。

これとは別に、匿名組合出資者の大半の同意を得ずに、募集額からすると雀の涙にしかならない金額でサービサーに債権を売ることも禁止するようなルール作りが必要なのではないかと思います。

ソーシャルレンディング業者が、自社の資産をつかって貸付をしているわけではない以上、遅延がおこった際に、回収に経費をかけるメリットは殆どありません。

それでも、事業継続の意志があるならば、回収額を最大化して、投資家の信頼を得る必要があるのでしょうけれども、そもそも事業継続の意志が無い会社ならば、貸倒債権を放置したり格安でサービサーに売って会社をたたんだ方が、マシという行動原理なわけです。

グリーンインフラレンディングも、ガイアファンディングも投資当初は「どうしてこんなに高い利回りで投資家への還元ができるのだろう」という疑問もありましたが、それでも「業界最大手のmaneoマーケットが募集しているから大丈夫だろう」という安易な安心感にのせられて投資してしまったように思います。

結局は「信頼できる業者のみに投資を行い、少しでも不安が残る業者に対しては、利回りが高くても一切投資しない」という基本的なルールを徹底することが必要なのでしょう。
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