元銀行員のソーシャルレンディング投資実践録

元銀行員の立場からソーシャルレンディング投資を主力として投資信託、仮想通貨を含めたポートフォリオ構築を目指します。

昨年の今頃書きためていたものの、諸般の事情からお蔵入りとした記事がありました。

あとの祭りですが、当時はこんなことを考えていたのだなくらいの振り返りにはなりましょう。

今思えば、トラストレンディングという業者そのものが最大のリスクであり、そこに気づかなかったとは、リスクアセスメントができていなかったと言えましょう。

当時は案件リスクばかり分析しておりました。ちなみに私slbkは、トラストレンディングで10万円つかまっております。船舶ファンドではありませんが。

そして大方の予想通り、なんだかんだ理由をつけて、船舶ファンドも遅延となりそうです。

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8月8日現在、トラストレンディングが船舶担保付ローンファンドを募集しています。

募集規模として3億円と大きく、資金使途が船舶というのは珍しいことから、アグレッシブな内容で、こういった案件を提示できることに対しては評価ができるものの、結論から申し上げると、私slbkは、本ファンドへの投資を見送ります。


以下に理由を述べます。

まず、船舶担保というとあまり聴き慣れないかもしれませんが、金融業界においては、実は珍しい手法ではありません。日本は、世界有数の造船大国でもあり、昔から船舶を担保とした融資に対する需要は安定しています。

俗に「シップファイナンス」とも呼ばれ、長い歴史があり、船舶抵当権等の手法も確立しています。しかしながら、私の知る限りでは、「シップファイナンス」は緻密に組成しようとすれば、かなり専門的な知識を必要とし、対象とする船舶が市況の影響を受けること等、リスクは多岐にわたります。


以上を踏まえ、私slbkは、

(1)トラストレンディング社(便宜上こう呼びます)が、リスクが多岐にわたるシップファイナンスのノウハウを有しているのか不安がある

(2)資金使途の中に「②本借入人が保有している船舶及び取得予定の船舶等の維持・メンテナンス費用・燃料費・人件費」とあるように、既に取得している船舶にかかわる維持費用が含まれていること、及び船舶は不動産と違い、本質的には「機械」であり、減価が著しい(貸し倒れ時は、保全割れは免れない

(3)船舶ローンは通常5年~の長期資金で組むことが多い。2年の貸付期間はソーシャルレンディング業界においては「長期」と言えるが、個人的な印象からすればリファイナンスが当然に必要になってくると思われる。出口戦略がみえない(SLの匿名性の関係から出したくても出せないのだと思いますが、、、)中で、資金を投入することは控えたい


 以上から、投資を控えます。


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