元銀行員のソーシャルレンディング投資実践録

元銀行員の立場からソーシャルレンディング投資を主力として投資信託、仮想通貨を含めたポートフォリオ構築を目指します。

唐突ですが倒産する会社の兆候について思いつくまま15項目を書き出してみました(※個人の感想であり効果・効能を示すものではありません)

他意はありません。



(1)社長と連絡がとりにくくなる
→会社に電話をかけても、社長が出張中ということが多くなる。そのうち従業員にも社長の所在がわからなくなる。


(2)社長が突如交代する
→倒産前に逃げ切ろうしたり、退任することでしらをきろうとしたり、倒産時に公表される会社名と社長が直接結びつかないようにしたり、色々です。


(3)社名を変更する
→何回も社名を変更して、情報の錯綜を狙ったりします。


(4)子会社が増える
→資本関係や取引関係を複雑にすることで、実態を把握されづらくします。


(5)減価償却費を計上しないことによってかろうじて黒字又は減価償却費を調整してかろうじて黒字
→これが続くようだと実態としては債務超過の可能性大です。


(6)会社財産の安売りがはじまる
→金策にはしるとさらに足元を見られます。安売りを始めたころには手遅れです。


(7)謎のコンサルタントが急に当社役員に就任し金策にはしる
→各銀行への資金融通のお願いがセットになるとかなり危機的状況です。


(8)手形決済が増えたり、支払いサイトが伸びる
→経費精算に遅れが出始めます。


(9)手形のジャンプ
→たまりにたまって大炎上します。


(10)急な人員カットがはじまったり給料が遅れる
→債務の支払いで精一杯なのに、人件費にかける余裕はありません。


(11)取引先構成が変更になる
→情報収集能力に長けている先は動きが早いです。


(12)売掛金又は棚卸資産等が膨らむ
→売掛回収を促進しきれないと判断すると、今度は粉飾により売上をたてて決算の見栄えを良くし、銀行から資金を引っ張ろうとします。結果として架空の売掛金や在庫等が膨らみます。


(13)税金や社保の支払いが遅れる
→取り立てがうるさいところから先に払っていきます。実は税金というのは一定程度まで取り立てがうるさくないので、支払いが後回しになります。税金の遅れをみるのは倒産の兆候を掴むのに有効です。


(14)求人が増える
→人がどんどんやめてくので、お金がない中でも実は求人は出し続けていたりします。


(15)経理部の役員が退任したり役員構成が大きく変わる
→経営を直接見れている人は動きが早いものです。


特に太字の事象を察知したならば、保全強化や契約に瑕疵がないかの確認を迅速にすませる必要があります。


手形関連も怖いですね。

1号不渡りといって、支払資金の不足などで6ヵ月以内に決済できないことが2回続くと、銀行取引停止となり、一切の融資を受けられなくなります。

実際は、1回でも不渡りを出すと、銀行は融資をしないので、事実上の倒産にかなり近いといっても過言ではありません。



銀行取引といえば、

書籍が出所らしいですが、昔聞いた話があります。

新規融資希望の社長が銀行へ決算書を提出しに来ました。

受け取った銀行員は、決算書を見ずに粉飾を見抜き、新規融資をお断りしました。

その会社はそれから暫くして法的整理に入りました。

なぜ、決算書を見ずに粉飾を見抜きお断りできたのでしょう。



実は決算書を出す時に、社長が決算書の数字の確認をしていたことに違和感を持ったようです。

その瞬時の洞察力はさすがです。

これは、粉飾を瞬時に見抜いた事例でした。

本来の決算書と銀行提出用の決算書の2つがあるパターンですね。
そもそも、倒産とは、法律に定義が無い用語ですが、一般的には負債が積み重なって経営が立ちいかない状態をいいます。

そして、倒産の中の選択肢の一つに破産があります。

破産手続では、会社の持つ財産をお金に換え、債権者に可能な限り配当し、その後、会社は消滅します。


これは偏った見方で一般化できませんが、

一度でも会社を倒産させている社長は、新しい会社を立ち上げたとしても、再び会社を倒産させる可能性が若干高いような気がします。
(もちろん一度目の失敗を糧にその後再起を図り、とても順調に事業運営をされている方も多くいらっしゃいます)

悪意はないのでしょうが、傍からみれば、倒産慣れし、これを繰り返すパターンの社長も中にはいるので注意する必要があるということです。

そういう面では経歴もしっかりと見なければなりませんね。

事業をやっている以上、失敗をしたことがなく、経歴も順調そのものなんて人はそうそういません。

綺麗すぎる経歴も、どこか違和感があるものです。

その人の経験について話をしてもらうまで本当のところはわかりません。

失敗していたとしてもその時の話を聞き、その内容に納得できれば問題はないのです。

ということで(今日の一言)でした。
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