元銀行員のソーシャルレンディング投資実践録

元銀行員の立場からソーシャルレンディング投資を主力として投資信託、仮想通貨を含めたポートフォリオ構築を目指します。


9月19日10:00からSBISL不動産担保ローン事業者ファンドPlus 20号の募集です。

私slbkの場合、本日9月18日に、SBIソーシャルレンディングから約4万円の早期返済がありましたので、運用中元本残高は約75万円へと減ってしまいました。


そして9月19日からオーダーメード型ローンファンドの募集ですから、ベストタイミングというところです。

募集金額は10億7,000万円になります。

貸付条件は、いつもと変わらないので安心感がありますね。

条件としては、

・担保不動産の評価額の70%を貸付金額上限としています。

さらに

・借手は以下の条件を満たしています。
① 資本金5千万円以上の企業
② 直近6年間の累積貸倒れ件数2件以内かつ、2千万円以内
③ 利息制限法改正に伴う過払金の発生無し
④ 貸金業の業歴7年以上

とあります。


個人的には、特に②の「直近6年間の累積貸倒れ件数2件以内かつ、2千万円以内」というのは、銀行融資の貸倒率と比較すれば、かなり凄いことのように感じます。

8月14日の記事「ソーシャルレンディングの貸倒率とは」にて、「実は、一年間に100社担当して約1社がデフォルトをおこすというのが、銀行における概ねの平均貸倒率です。」と記載しました。

詳細が開示されていないためハッキリと言い切れない面はあるのですが、この借手(不動産担保ローン事業者)における「直近6年間の累積貸倒れ件数2件以内かつ、金額も2千万円以内」ということを文字通り受け取れば、この借手は優良先と思って問題なさそうです。
(自信があまりないので、「不動産を担保にローン事業を営む事業者」について詳しい方がいらっしゃればお教え頂けないでしょうか)
本案件は、複数の借手(不動産担保ローン事業者)に融資しているというのも加点要素です。

銀行においても、リスク管理等を担っている部門では、「数多くの先に分散して融資する」ことが命題の一つでもあります。

リスク分散の観点から、数多くの先に融資することで貸倒率の変動を抑え、貸倒時の損失額も平準化することができるのです。

営業担当側としては、高額の融資を実行したがりますが、リスク管理を担う部署としては、個社への高額融資は嫌う傾向にあります。

同じ10億円を融資するにしても、1社に対して10億円を融資するのではなく、2社に5億円ずつ融資するのが良く、さらに10社に1億円を融資ができればベストということです。


借手が「複数」となっている時点で、それがたとえ数社であったとしても、借手が「1社」のみの場合より、リスク分散の観点からは相当の優位性があります。


それともう一つ、1社で10億円を借りている会社が、リファイナンスのため「10億円融資してほしい」と銀行へ打診したとしても、金額の大きさから断られる可能性が大です。

銀行としても10億円がもし貸倒れたりすれば相当にキツイのです。

しかし、10社で10億円を借りている場合はどうでしょう。「10社に1億円融資する」ことは、「1社に10億円を融資する」ことに比べれば、より実現しやすいものになります。

貸倒は銀行にとってもキツイことに違いはありませんが、1億円程度の貸倒れであれば、10億円の貸倒れを一発でくらうよりかなりマシなのです。

ですから、融資のハードルも10億円に比べれば相当にさがります。

つまり、借入が少額であればあるほど、リファイナンスの実現性は高まるということです。

ですから、ファンド募集金額が少額な案件というのは、「募集が少額」ということのみをもって、「募集が高額な案件よりも貸倒れの可能性が低い」と言い切ってしまっても間違いではありません。

事業規模の小さい会社の貸倒率が(財務内容に比して)意外と低い理由はここにあるのです。

さて、いつものように好き勝手に書いていたら、本題から逸れてしまいました。

結論として、本ファンドへの評価ですが、「数多くあるSBISLのファンドの中でも、不動産担保ローン事業者ファンドは、攻守ともにバランスが良く、投資対象として第一候補となるファンドである」と私slbkは考えています。(※投資は自己責任でお願いします)

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